お忙しい社長様、専門知識のない社長様にとって、経理担当者や会計事務所が作成する経営資料は難しすぎます。難しくて当たり前だと思っているために、わかりやすくしようという工夫がありません。
無機質な月次試算表、決算書からは、何の経営ヒントも希望も見つかりません。
よくある「経営分析」「経営診断」のグラフも、あまり評判がよくありません。
なぜなら、難しすぎて経営現場の「行動」への落とし込みができない、また数字もグラフも多数ありすぎて、どれが「経営」に必要な数字なのかが、わかりづらいからです。
「要するに、どうすればよいのか?」がどこにも記載されていないために、「行動」に結びつきません。
■ 「数字」をわかりやすく!
会計や経理の「数字」は、上手に集計してグラフ表示すれば、途端にわかりやすくなります。グラフ化して、数字の算出の順番に一コマずつ表示すれば、難しい「会計数字」もたいへん分かりやすくなります。
数字の意味がよくわかるからこそ、どこをどうすれば、その数字(利益とキャッシュ)を改善できるのか、考えることができます。
AI・IT・DX時代の「数字(データ)」の重要性はどんどん日増しに増すばかりです。
データ無くしては、もうビジネスで勝ち組に残れないかもしれません。
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■ 「ちゃちな会計事務所?」
当事務所が開発した「e-財務グラフ」システムを、ある公認会計士が見て、「ちゃちなグラフだね」と言いました。「ちゃち」というのはひどい言葉ですが、要するに「基本的なグラフばかりだね」という意味です。
経営現場で必要な「数字」「グラフ」は、ごくごく基本的なものばかりです。何故なら、「経営」が基本的な事柄の積み重ねだからです!
経営に「飛道具」はありません。基本的なことがどこまでしっかりと実行できているかによって、結果が、利益が、キャッシュが決まってきます。
実は、彼は会計の専門家ですが、ビジネスを知りません。「固定長期適合率」とか「総資本回転率」などなどの経営分析指標を指摘したがりますが、これらの指標から利益もキャッシュも生まれてきません!これらの指標からは、経営現場での「行動」への落とし込みができないからです。
多様で専門性の高い「経営分析」「経営診断」などの複雑な分析よりも、もっと経営現場の近くにある「基本的なデータ」の継続的な活用が重要です。
そして、経営現場で必要な「数字」は、ごくごく少数です。売上高や利益、キャッシュや借入金などの、もっともっとビジネスに直結した基本的な「数字」だけです。
■ AI・IT・DX時代の生き残り戦略とは
今後の生き残りは、現在の会社規模の大小にはほとんど関係なく、「今、行動が出せるかどうか」にかかってきます。
大企業の「ビッグデータ」も、中堅中小企業の「スモールデータ」も、すべて利益とキャッシュを増やす上でのヒントをたくさん与えてくれます。